30|WED
朝おきてもなお、昨日寝違えた首が痛くて仕方が無い。風邪の間、頭痛と解熱のためにバファリンを良く呑んでいたため、風邪が治った今、あまり呑みたくないなあと思い我慢していたのだったが、あまりにも首と、それによって頭が痛かったためバファリン。
それは昼過ぎのことだったのだが、首の痛みがましな角度で横になっていると、頭痛の治まりとともに眠気が強くなりいつのまにか眠ってしまっていた。
気付くと夜で、『みなみ会館』で上映されているため観るつもりだったカール・ドライヤー特集を観損ねる。あーあー。配給切れで最終上映だったのに……。
行こうと思っていた不動産屋にも行き損ねる。
夜、福岡伸一著『生物と無生物のあいだ』を読む。科学者って、こういう文章好きだなあと思いながら読んだ。面白かったが、まあ、読み物として面白かったといった感じ。想像力をうまく使わせてくれる言葉運びなどはとても良かったが、俺、こういう系統の読み物の場合、がっちがちの文体で(別に、意図的にではなくて、自然と)不親切なもののほうが好みで、それはそういったものの文体のほうが迫力とエネルギーを直接的に感じ取れるからなのだが、きっとそういう本は売れない。良い本だとは思ったけど、別に読まなくても良かったかもしれない。思ったよりも、知的好奇心を満足させてくれなかったし。
もう五月。もうすぐ毎年恒例の『シティボーイズミックス PRESENTS』。いやはや、楽しみ。
29|TUE
暑い日。『みやび』で親子うどん。うまい。『ガケ書房』に行くと、休日であったからかいつになく人が多く、窮屈に思いすぐに帰る。
夕方、後輩でありchikin大使という役職の尾上くんと彼の家で会う。
夜、百万遍のモスバーガーで木村と会う約束だったのに、食事を終えても木村が来ないので帰る。
家でテレビドラマ『絶対彼氏』を観る。速水もこみちのロボット演技が面白い。もこみちは今後、俳優というよりも、ロボット専門俳優として活躍して欲しい。続けて『無理な恋愛』も観る。夏川結衣が良いよね。
気付いたら眠っていたのだったが、寝違えて首がものすごく痛い。
28|MON
風邪の後期の症状として頭がずっと痛かった。招待券をもらった舞台も観に行き損ねる。
風邪の間に木ノ下歌舞伎のwebを更新したりしていたので、ちゃんとできているかチェックしていると、……、あの、ここのところ少数ながらいらっしゃるここを読んで下さっている方には申し訳ないがweb関連のことばかり書いてしまっていて、つまらないと思いますが、って別に普段の日記が面白いとは決して思っていないのだが、まあ、どうでも良い日常を読むことにはある種の愉楽がありますからそれはそれで自覚もしていて、だからこそweb関連のことは正直、あまり書かないほうが良いなと思いつつも、普段こうして日記を書いている時のルーティンとしてぼんやりと一日を反芻すればそれらのことが思い出されるので、これはもう、どうしようもない。
で、チェックしているとプラグインとして導入していた二つのJavaScriptがちょっとした混線を起こしていたようだったので、とはいえ俺はJavaScriptを読めないから、これはもうプラグインの一つを総取り替えしてしまおうとしたが色々と面倒だったため、結局読めない言語を目を皿にして読み、修復。
そんなことしてないでバイト探さないと。
27|SUN
しばらく日記が滞ったが、金曜日の夜から熱を出していた。
確か金曜日の昼にchikinの面々がやってきてPodcastを収録し、それで何だかしんどいから眠ったら、夜に熱でうなされて目を覚ましたのだった。
土曜日、熱がひかないまま仕事に。
ぐったりとして帰宅するとバイト先から電話があり、わけあってクビになってしまった。困ったなあ、と思いつつも熱でしんどかったので眠る。
今日になりようやく熱はひいて、風邪の症状は喉に。寝込んでいたせいで、TSUTAYAでレンタルしていたDVDを返却できず、延滞料が結構かかってしまった。
ちょっとどうかと思うくらい、良い事がない。
そして金も無い。
ピンチ。
それはそれとして、青森で開催される「夏の魔物」というフェスの出演者が凄い。出演者の第一弾発表が以下の様になっている。
良く集めたなあと驚くラインナップ。ただ、職を失ってしまったのでちょっと行けそうにはない。
web関連の仕事が来れば良いが、今のところ特に営業活動をしていないので、とにかく何かバイトを探さなくてはならない。
体調も回復してきたし、とにかく来週は色々とがんばろう。
24|THU
コードを見ない日を過ごしたかったのだったが、木ノ下歌舞伎のwebサイト更新があったので結局コードを読んだ。というのも、例えばLOSCOでもページスクロールにあるJavaScriptを使っているのだが、下にスクロールする際、少し動きが鈍い。ただ、LOSCOでは下にスクロールさせることが今のところないため良かったのだったが、木ノ下歌舞伎では下へのスクロールも行うため、スクロールのJavaScriptをjQueryベースのものに変更。だから何だ、という話だが。そんなもの、気が付くものか。
こんなことばかり書いていたらダメだ。
ただ、ここのところそんなことばかり勉強していたので、そんなことしか書く事がない。
夕食、『あかつき』。ポテコのしおバター味がおいしい。
23|WED
21日のことから。天気が良くて、どこか見晴らしの良い場所に行きたいと思い将軍塚に行く。なにやら怪しい雰囲気の場所で、猫がたくさんいた。
バイクで行ったのだけれども、途中の道から二輪は通行禁止になっていた。気付かずに頂上まで上ってしまい、そこにいた何を生業にしているのか不明な中年の人たちに警察が時折来るから気を付けなさいと教えてもらう。
車の免許が無いから、今後将軍塚に一人で行く術は無いのだが、(歩けば良いんだけど)別段、何度も行きたいような場所でもなかった。うさんくさい感じはちょっと好きだったけど。
で、多分、この日の明け方にリドリー・スコットの『ブレードランナー』を観たのだったと思う。恥ずかしながら初見。絶対俺はこの映画好きなはずだ、と意気込んで観たが、まあ、ほどほどだった、というか、多種多様なメディアによる模倣によってほとんど俺の世代の人間にとっては心象風景化したイメージを創り出したということには驚愕するものの、それだけにこってりとこびりついたあれこれのせいで覚めた目線を持ってしまう。とはいえ、矛盾だらけで猥雑でノイジーな、過去の遺産とも言える近未来の美しいこと。
で、昨日あたりからchikinのwebをリニューアルしようとひたすらコーディングしていた。使っているweb制作用のソフトウェアが古くて、CSSや導入してみた「image menu」についてこない。ほとんどエディターにしかなっていなかったためえらく疲れる。結局、二日がんばって「image menu」はやっぱりchikinにはモダン過ぎるし、とか何とかで、白紙に戻す。現存のchikin-base.comはコーディング面ではiframeを使っていたりがっちりテーブルレイアウトだったりで落第点だが、デザインは味があって良いんだよなあ。なんか、今のを超える創造力がコーディング等による疲弊で無くなったため、しばらく放置。
明け方、現時点でこのサイトでは、画像を拡大させるツールにLightboxを使用しているが、多種多様なものが現れている今、ちょっと古いかな、と思い軽量のLiteboxを試してみたところ、なんだか、ページ全体の文字が薄くなってしまったので(Firefoxで。Safariは大丈夫だった)棄却。最近ではJavaScriptライブラリがたくさんあって、きっともっと良い選択肢があるはずだが、そこらへんのシェアはどこが勝っているのだろうか? mootoolsだろうか。それにしてもJavaScript関連の動作はFirefoxよりSafariが若干早い感じである。良いなあ、Safari。
PowerBook G4の解像度が低いためストレスが溜まる。明日はコードを見ないようにしよう。
20|SUN
昼前から仕事。終わったのが午後四時頃で、帰宅して少し眠る。
先日、医者に行って薬を変えてもらったのだが、というのも、毎日眠くて仕方がなかったからで、それでまあ、リラックスする薬を減らし、新たに覚醒する薬を呑んでいる。正反対の薬の様だが、核の部分は同じで、あとは人に合わせて、という感じだと思う。で、そのせいかわからないが、ここ三日、眠りが極端に少ない。それで昨日の日記などは無駄に長かったり。大丈夫だろうか。今後、うまくバランスを取れていけば良いのだが。新しい薬のほうが体には合っているように思うし。
夜、焼肉をごちそうになる。おいしゅうございました。
眠くて仕方無いという感じで帰宅したのだったが、テレビで『人生交換プログラム ライトレ』という番組を、結構気を入れて見てしまった。出演していた人たちがみな魅力的だった。
それからchikinのwebを新しくするプランを考え、構造をスケッチしたりJavaScriptを調べたりしていると帰ってきたのも深夜だったが更に深い深夜になってしまった。そのうえ自分でも良くわからないアクティブさで満月だからといって月を三脚まで立てて写真を撮ったりしてしまった。ちょっと覚醒し過ぎではないのだろうか? それとも本来俺はそのくらいアクティブな人間だったのだろうか。
ところで俺の母校である大学は、俺が在学していた当時の学科が二つに別れたのだったが、その両学部ともwebがちょっとどうかという状態だ。デザイン、まあ、一応そういう系の学科だからデザイン、大事だと思うんだが、それは置いておいても片やCSSも書いてないのに全然クロスブラウザできていなかったり、そこまでダメではなくともアクセシビリティやSEO対策が念頭に無かったり。最悪せめてもうちょっと更新すれば良いのに。
そんなことを思っていると自分が作った二つのサイトのまずさが気になり出し、ついついCSSを書き出しそうだが、この日記を書き終えたらちゃんと寝よう。ああ、今日も『ブレードランナー』観れなかった。
19|SAT
細くてひょろ長い身体、そのうえデスクワークが多いため俺は腰が痛い。昨晩、腰が痛くて寝返りを打ち続けていたら朝になってしまった。
仕事。少し以前ならば日が暮れていた時間までだったが、仕事後の空がまだ明るくて嬉しい。
洗濯物が溜まっていたので、えいやっと近所のコインランドリーの乾燥機を使い洗い切ってしまう。洗濯籠が空っぽなのは気分が良い。
仕事中、暇な時間にネットでニュースを読む。taspo関連のニュース。「たばこ自販機、免許証でも購入可能に=財務省が容認検討」。ほら。どうせこんなことになると思ったよ俺は。腹の立つ。さらに関連ニュースとして次のようなものがあった。「「タスポ」導入でコンビニでの購買増加、各社に増額修正期待」。taspoの狙いは一体なんなんだろう。大義名分としては当然だが「未成年者には買わせない」ことが目的とされている。運営主体は「日本たばこ協会」以下三団体となっている。とはいえ果たして一体「誰 or 何」が「taspo」を作ったのか。
それを考えているときりが無い感じだが、結局何が嫌って、煙草を買うのに顔写真付きのカードが必要だという形態というかヴィジュアルの無様さだ。
あ、煙草が切れた、となり、ふらっと表へ。自販機に小銭。ボタンを押す。出て来た煙草を手に取る。この行程の中に、顔写真が表示されたカードを携帯し、それを自販機に認識させ、あなたは○○さん、年齢は20歳を超えています、はい、購入しても構いません、というやりとりが加わるのが、気持ち悪くてこの上ない。ちょっと想像してもらいたい。いい大人がだよ。芸能人だとわかり良いかも知れない。ビートたけしとか明石屋さんま、和田アキ子たちが同じ変なカードを持っていたら何か嫌では無いだろうか? もっと言おう。工藤ちゃん、つまり松田優作があの家をふらっと飛び出しベスパに乗って、おっと、と急ブレーキをかけ自販機に小銭。それでtaspoを出していたら嫌じゃないか! 絶対いやだよ俺は。
以前の「メタボ検診」に関する苛立ちにそれは近い。自分の父親が、「メタボ検診」に行って、「俺、ちょっとメタボだったから、今日は酒控えておくよ」とか言ったら超嫌だ。
大人の威厳が不可視な何かによって奪われている。「ダメ」とはまた異なる次元での話である。錯覚というか幻影で良いのだから、というか本来そういうものなのだが、とにかく「確かに在った」「大人が一人で立っている情景」を奪取されることを断固拒否したい。バカにされても全くかまわない。鈍臭い感傷だということは百も承知だ。だけど、鈍臭い感傷を否定することは理解できる心持ちだが、鈍臭い感傷無しに生きている人は信用できない。それは、一体、何という営みなのだ、と。
何か、長くなっちゃったな。日記。夕食を馳走になる。黒部ダムに行きたい。
18|FRI
昨日17日だが、夕方から仕事。帰り路に『味幸』で夕食。『ブレードランナー』を観ようと思っていたのだったが、何だか疲弊していたので眠る。
本日。朝、荷物を届けに来たおじさんの声で目覚める。代金引換で、手持ちが無かったのでどうしようかと寝起きの頭で思い、小銭を貯めている缶があるのだけれども、仕方無くそれをひっくり返して大量の10円玉を混ぜて支払う。人の良さそうなおじさんが10円玉を数えるのに必死になっていたので申し訳なく思う。
それから医者。片道一時間ほどの電車では朝届いた荷物、三村京子さんの『東京では少女歌手なんて』を聴く。期待通りに良い! 前作に感じていた、それは非常に抽象的でわかり悪いもの言いになるが、「悲しい不在感と衝動」の様なものは薄れていて、それはそれでグッと来るものもあったのだったが、今回はそれが歌詞の精度が上がったからか、歌詞の精度が上がったから歌が強くなったのか、拠り所の無い不在感は払拭されていて、音楽として長く聴きたい作品になっていた。行き帰りの往復で二度聴く。音楽の教養が無いため何故だかはわからないが、レコードのようにA面B面に別れているような感触を聴いていて得る。
実家に寄り、夕食。父親が一年前から制作しているバイクが完成を間近に控えていた。
自宅に戻ると郵便受けに朝の配達員さんからの封筒が入っていた。「10円多く頂いておりました。大変申し訳ありません」と書かれていて、中に10円が入っていた。こちらこそすいません、と思う。
16|WED
朝、医者の予約を取り直す。いつも医者に行き損ねた時、再び予約を取るのが困難な病院なのだったが、今回はわりと簡単に予約が取れてほっとする。
ぶかぶかと寝る。
もうこうして日記を書き始めて結構な時間が経つが、初めのころはわりと面白いことを書こうと努力したものだったが、最近は何も考えずただただ日々の味気なさを綴っている。
何か面白いことを書くべきではないか。などと思うが、例えば人のblogなどを閲覧していて、記事が長文であったりすると読む気がすっかりなくなるのはどうしてだろう。blogにはそういうことを求めていないからだろうか。
では何故人はblogを読むのかと言えば、大半は(web関連の技術者などは、その最新情報をwebで得るためにblogなどを閲覧している。実はそれがオーソドックスなblogの存在意義であるにも関わらず昨今では特殊と言えるだろう)知っている人の日常を覗き見、ある種の体温を感じようとしているのではないだろうか。
それで納得がいくのは、ほとんど意味の無いことが書かれてはいるものの、更新頻度が高いblogが人気なことである。
俺はそれには興味無いけど。「記事」と呼ぶべき活字よりも、俺は人々の「日記」が読みたい。その日なにがあって、何を思ったか。シンプルな「日常」の記録の連続のほうが、読み解く面白みに溢れている。
それはそうと、昨日の日記でデヴィッド・リンチの悪口を書いたが、『INLAND EMPIRE』をただひたすらぼんやりと観ていた感覚が、時折日常に介入してくる感覚がある。それは確かに凄いことで、言うなれば悪夢に近い感覚で、さらに補足すると悪夢を見ることは一種の快楽だが、だからといってデヴィッド・リンチを肯定することにまだ抵抗があるのは、学が足りないからだろうか。5年前に観るのが辛かった『マルホランド・ドライブ』の感覚もしつこくある。辛いことほど良く記憶に残るものだが、辛いから記憶に残ったという感じでは決して無いのだ。では何か。何なんだろう。わからないが、だからといって、おそらく多数出版されているであろうデヴィッド・リンチ関連の書籍を読む気にはなれない。
あ、そうそう夢で思い出したが、今日、世界のナベアツこと渡辺鐘がジャリズムとして出て来る夢を見て、二人はベトナムかどこかの舗装されていない道にランニング姿でいて、ナベアツが指を指す方向を見ると有刺鉄線で囲まれた施設があり、その前に移動したナベアツは「いまから3が付く数字と3の倍数の時だけ有刺鉄線に頭を打ち付けます」と言い、それを40まで続けた。相方はただ見ていた。相方に強要されて俺も真似したのだったが、気付くと何故か足に五寸釘が数十本刺さっていて、ナベアツの足にも刺さっていて、「これを抜く時が一番気持ち良いんだよね」と言われたので、試しに自分に刺さっていて五寸釘を抜いてみると、確かに気持ちが良かった。
夢の話、終わり。
神奈川県が施設の全面禁煙を条例化しようとしているとのニュース。禁煙化の推進力が強いことはわかるけど、何故にこうも極端なのだろうか。一か零しか無いのだろうか。何せ居酒屋、雀荘、パチンコ店までもが禁煙を強いられるらしいのだ。いつだって「禁煙」に対する反論は力ない。弱い。負けている。
当たり前だが一か零に情緒は無い。非文化的である。
15|TUE
医者の予約を取っていた日だったのだが、寝過ごしてしまった。
開き直ってぼやぼやしていると一日はあっという間だ。
夜、デヴィッド・リンチの『INLAND EMPIRE』を観る。
多分、高専を中退し途方に暮れていたころだと思うが、『マルホランド・ドライブ』をDVDで観て、途中、わりと序盤からとにかく早く終わってくれとしか考えていなかった思い出がリンチの初めての鑑賞だったと思うが、あれから5年くらい経つし、俺もちょっとは教養を付けただろうし観れるんじゃないだろうか、などと思い『INLAND EMPIRE』のDVDをレンタルしてきて、そして再生した。
やっぱりダメ。しかも長い! 三時間って。15分でしんどかったよ俺は。デヴィッド・リンチを観ることに快楽を感じることは俺には潜在的にできないのだと思う。だからもう観ない。しんどい。つまんない。
14|MON
昼過ぎに家を探しに回るが、夏の転居を考えているため、この時期に的確な物件は見つからない。もう少し時期が迫ってから集中的に探すことにする。
『草原カフェ』でかなり遅い昼食。街に出て、書店を回る。
夕食をごちそうになり帰宅。
深夜、青山真治監督の『サッド ヴァケイション』をDVDで観る。見事な始まりの作法から、いつ何が起きても突拍子ではない不安感の連鎖で「物語」は語られていく。それは伏線などという小手先のものでは描かれ得ないロジックだ。全ては死んでいるようでどうしようもなく生きている、と思ったが、とにかく生きているものは生きている、と思い直す。生きているものは生きている。掛け値なしの傑作であった。
ところで、このページの左に「LINKS」の欄を作成したが、三つしか無い。ちょっと三つは少ないんじゃないだろうか。今まで好きでwebサイトを作成してきたが、例えば『mixi』の様なコミュニケーションに重きを置いたものにはほとんど興味が無かったため、このサイトでただただ日記を書き続けてきたが、やはりリンクこそがwebの醍醐味なのだろう。そう考え直したため、「LINKS」の欄を充実させたい。
13|SUN
今年に入って最大の失態。バイトに寝坊。一日憂鬱。
夜、少し気分を持ち直して「WEBサイトの制作をお考えの方へ」というページを作成する。
まだblogサービスに大手が手を出していない時期から、無料のレンタルサーバーを利用してwebをいじってきたが、先ず第一にやっていて楽しいし、様々なサイトを閲覧していても、俺の方が良いものを作れる、と最近になって思ったし、一番の理由にいわゆる「WEB標準」に準拠できるようになったことが大きなきっかけで、とりあえず極小さな枠でだが、正式に「WEBサイト」制作を仕事にすると宣言する運びになった。
そんなわけで、どしどし頼んでいただきたい。どしどし頼んで頂きたいので、相互リンクもどしどし募集します。
一般的なWEB制作会社に依頼すれば、どんなに簡単なサイトでも30万はかかると思うが、俺は破格で、デザイン、コーディングともに高水準のものを作るよ。
そんなわけで、「WEB制作依頼」及び「相互リンク」してくれる方は「mail@losco.jp」までご連絡下さい。
日記に戻るが、俺が今の家に越して来た頃、近所の家にやってきた子犬がいて、飼い主と散歩しているのを良くみかけ、その際「チロ」とか「ワン太」とかと呼んでいる気がしたもののはっきり聞き取れず名前が不明だった可愛い黒の柴犬の名前がようやく判明した。「ごはん」である。というのも、「ごはん」が普段いる庭を覗いていたところ飼い主さんと会話ができ、「ごはん」の詳細を知ることができたのだった。
「ごはん」は、今二歳で(やはり俺の転居と同時期だった)飼い主さんの娘さんが結婚し家を出る際にプレゼントしてくれた犬なのだという。「変わった名前でしょう」と飼い主さんは話してくれたが、名前の由来については訊きそびれてしまった。
木ノ下歌舞伎の新しい公演のフライヤーが完成したためwebを更新。かわいらしいフライヤーだ。良くある小洒落たものではなくて好感が持てる。
12|SAT
朝から夜まで仕事。くたくた。
帰り時に『あかつき』に立ち寄りラーメン。旨い。やはり、小太りの店員がラーメンを作っている夜の『あかつき』はひと味違う。スープが違う。そんな気がする。
帰宅し、訳あって明日も仕事だというのに性懲りも無くCSSと格闘。昨日は結局朝までやってしまった。おかげで大分わかってきたよ。そんなわけで目的のデザインにかなり近づいたように思う。
今月中にはサイトを完璧な形に仕上げて、「webデザイン受け付けます」という看板を上げたいと思う。
11|FRI
夏頃に引っ越すつもりなので、昼過ぎに不動産屋に赴く。
一乗寺の『元亀』で天丼。『恵文社』に立ち寄る。
仮眠。
気付くと午後11時頃で、テレビで午後10時半から『ニュータウン入口』が放送されていたのを思い出し、我が家ではテレビが綺麗に映らないため実家に録画を頼んではいたものの、しまった、となる。
夕食を取りながら、懐かしいなあ、と思いつつテレビを観る。
深夜、CSSと格闘。なんでだろう。何がダメなんだ。一度うまいことできたあれはなんだったんだ。と、四苦八苦。時間切れで諦める。明日は仕事だから、明後日もう一回腰を据えて取り組もう。
気付けば土曜日の太陽が昇りそうだ。一週間って、早い。
10|THU
今日は以前から花見の予定で、ところが数日前から今日は雨の予報であり、残念な、花見という名の飲み会が開かれることになっていた。
雨で体調が優れずぼんやりとしてしまい、電話で催促を受け、のっそりと目的地へ向かう。
食って呑んで話す。
日付が変わって帰宅し、木ノ下歌舞伎のwebサイトの修正依頼が着ていたため手を付ける。修正がかかっていた箇所は、今回そのサイトをデザインするにあたっての核と言える部分であったため、まいったなあ、となる。それは小文字で表記していたものを、大文字に直して欲しいという依頼である。単純なことのようだが、デザインにおいてはかなり重大な問題であることは手を付ける前から理解していて、ただ、あわよくば、という気持ちもあり、とりあえず小文字をそのまま大文字表記に変更してみた。案の定、全くダメであったため、漢字表記に挑戦するもやはりダメ。数時間かけ、方向性を変えて(というのも、変更前の方向性における当初のデザインは完璧だったため、同じ方向性でクオリティを維持するのは不可能だったのだ)デザインを上げる。未だに小文字によるデザインには未練が残るが、仕方がない。
気付けば金曜日の太陽が昇りそうだ。一週間って、早い。
9|WED
昨日、8日のことから。昼過ぎ、chikinのcossiからとある理由で自身の写真を撮ってくれと頼まれていたため、その撮影を四条周辺にて。
終わって、名前は忘失したがわりと良い感じのアメリカンな飯屋でパスタを食す。
それから思いのほか用事がすぐに済んだため、行けないと思っていた仕事先の同僚の送別会に。辞めるうちの一人は、去年の二月、同じ日に仕事を始めた人である。思えばあれから一年と二ヶ月も経ってしまったのか、などと少し思いながら、くだらないことばかり大いに話す。結局10時間ほどくだらないことを話していた。『ミック』を午前五時に出る。帰宅してすぐに寝る。
本日。午後二時頃起床。夜から雨との予報で桜ももう見納めだな、と思い鴨川に。すでに大半は葉桜になっていた。
そのついでにカナートでスニーカーを買う。10年履いているadidasの赤いスニーカーがある。確かマスターという名前の靴だったと思う。レザー製で丈夫だったそれももうかかとに穴が空いたりシュータンが破けたりとへこたれているので、再び10年付き合えるスニーカーを探していたのだったが、それで目を付けていたadidasのスーパースターは、どうやら1と2があるらしく、俺が求めていたのは1だったのだが(2はシュータンとかかと周りが気に食わない)、それはどの店にも無い。あってもサイズが合わない。それで少し諦めていたのだったが、とある企画のおかげで理想的なスーパースターを見つけることができた。貧窮の今買うような物ではないとわかりながらも買ってしまった。10年履こう。
夜、例によって『あかつき』でラーメンを食いコンビニでコカコーラを買い家に帰ってきた瞬間、リニューアルしようと考えていたchikinのwebサイトのアイデアが思い浮かぶ。それを作るためには再び得意でもない絵を書かなければならないが、なかなか良い物が作れそうなのでモチベーションは十分だ。CSSのこともわかってきたし。
『アロマロア エロゲロエ』の編集のことは忘れているわけではないのだが、全然スイッチが入らない。
今楽しみなのは、三村京子さんの新しいアルバム『東京では少女歌手なんて』の発売日が今週末に控えていること。タワレコに行けば売ってるかな。
7|MON
例の如くすっかり寝てしまう。
起きてぼんやりと『笑っていいとも』を見る。昼のほうでは無い。夜のスペシャルだ。
深夜、なにか映画が観たいと思い、購入してあったが未見であった相米慎二の『ラブホテル』を観る。
やっぱり相米慎二はすごい。そして日活ロマンポルノという柔軟な制作環境の意義を感じる。
最近ではあまり観る事が(作ることが?)できなくなった大人の映画であった。
生きていると、嫌な事があってちょっと良いことがあって、風邪をひいて、泣いて、後悔して。色々あって退屈しないよなあ、と途方も無いことを思う。
主演の速水典子と寺田農がすごく良かった。こういう俳優って、今いないよなあ。
昨日書いた「メタボ検診」のこともあるが、様々なものが均一化される。ノイズを排除すればするほど、ごく当然のものとして存在するノイズは特化されてしまう。「そういう」扱いを受ける。不健康だよ。長生きはできるのかも知れないけど。
6|SUN
午前中から仕事。暖かい一日。晴れていた。
仕事が終わってから四条でchikinの反省会。
そういえば朝テレビを見ていると、ここのところはずっとだが、様々なものの値上げや、ガソリン税に関連する問題と並列して、「メタボ検診」について報道されていた。
「メタボ検診」。「40歳〜74歳の健康保険加入者は必ず受ける必要がある」とのことだが、ひどく腹の立つ制度である。俺は「メタボ」どころか、どちらかといえばやせ過ぎであるし、年齢も40歳にはまだ遠いから上記の検診とは無縁に思われるが、「デブ」に、「健康のため」に「やせろ」と言うことを義務化した国の姿勢に嫌悪を覚えるのだ。大きなお世話じゃないか。何様のつもりだよ。こういった系統のイデオロギーが「デブ」を入口に広がってしまえばと思うと強い畏怖を感じる。
ああ、今ちょっと太った子供が「メタボ検診」を機に以前以上にいじめられることを想像してしまった。
『taspo』といい……。誰が言う事を聞くものか。誰が言う事を聞くものか。なんとかして徹底的に反抗してやる。だって、このままでは通称「メタボ」とされる人は政治家はおろか、企業にも就職できない未来はそう遠くないだろう。そしてその「メタボ」に代わるもの、例えばもうすでにだが「喫煙者」、そうしたものがどんどんと増え、人々は圧力によってどんどん骨抜きにされるのだ。
いい歳した大人が尾崎豊の歌詞みたいな精神で軽卒な行動をおこせば目もあてられない。
少年はどうなってしまうのか。そしていよいよ大人不在の時代が。「反抗期」と呼ぶには軽い、殺されないための闘争の時代、生きるのが面倒くさいだろう、四面楚歌、仲間の不在、孤独のデフレスパイラル。
今こそ人々は集わなければならないのだろう。下らないことに負けずに。
5|SAT
朝から夕方まで仕事。
宇多田ヒカルの『HEART STATION』をレンタルしてきたのだが、通して聴いていると『テイク 5』という曲が途中っぽいところでブチンとなって次の曲『ぼくはくま』になるのだ。良い曲なのだけれども、あれが正解なのだろうか? CDの不良か何かなのかとチラと思うが、そうでも無さそう。誰か、『HEART STATION』を聴いた人、そんなことならないよ、というようなことがあれば教えて下さい。
と、ここまで書いてネットで調べてみると、どうやらそういうものらしい。
それはそうと、生まれて初めて車にはねられ、生まれて初めて入院した翌日が小沢健二の『Eclectic』の発売日であって、母親に頼み購入してきてもらったそれを俺は病院のベッドでひたすら聴いていたのだが、その我が家にある傑作は何故か(何故か、というのも俺はCD等をとても大事に保存する)音とびが、それも『麝香』でするため、ついでにレンタル。もう発表から大分経つが、やっぱり傑作だなあ。
話がまたweb関連のことになってしまうが、「web標準」というのはどこまで浸透しているのか気になり、様々なwebサイトを閲覧しソースを見てみた。
なんていうか、そんなに浸透してないじゃんね。未だ大半はテーブルレイアウトで構築されている。確かに理論的には間違っているのかもしれないが、あれはあれで文化だと思う。
それはそうと、写真家や作家の公式サイトというのは何故だかダサイものが多いが、そんな中で好きなサイトを二つほど。
むろん良いダサイと悪いダサイがあるわけだが、表現者たるものwebサイトがただダサイってのはちょっとどうなのかと思う。『五反田団』なんかは納得できるけど。
俺は「写真」のことを「思い出を残すためのもの」程度にしか考えておらず、写真集などを買う趣味も無いのだが、上記の『Ryan Mcginley』は好きだな。webに載っている写真しか見た事ないけど。
あ、そうそう。夕食は『天天有』に。うまい。
4|FRI
昨日、3日のことから。
街に出て、通りをぶらぶらした。「ラケル」に行ったり「ACE CAFE」に行ったり。
夜、いよいよスタイルシートのことが気になって仕方が無かったため、LOSCOを、XHTML+CSSに書き換える。至ってシンプルなデザインにしておいて本当に良かった。わりとすぐに作業は終わる。ただ、二つの劇団(chikin、木ノ下歌舞伎)のwebサイトを直す根気は無い。何か機会があれば直すとして、現状では別段問題は無いため放置。
スタイルシートってのは使いなれないからブラウザで正常に表示されていることを確認しても少し不安だが、しっかりと構造を作ってしまえば確かに便利である。LOSCOはこの様に至って単純な作りであるためその恩恵は少ないが、今後webサイトの依頼があればできる限り「web標準」に準拠するつもりだ。こんな単純なサイトを構築するだけでも、若干不安なタグがあるのだが。
今日は『サンエイド・えいすけ』という疎水沿いの店で昼飯を食い、哲学の道を歩き切ってみた。歩いているのは観光客が多いが、見ればNikonのデジタル一眼を首からぶら下げた人が大変多い。変な楽器を演奏しているペルー人が居た。鳥使いと呼ぶべきような人もいた。途中で見かけた『若王子』という喫茶店が気になったが、あいにく閉店日。だらしない犬を見かける。
晴れて暖かい日々。桜を見て、食って、寝て。ぼやぼやしている。
2|WED
早朝に目を覚ます。
昼に『ますたに』でラーメン。哲学の道は人で溢れていた。
この日記、Ver.3にまでなりながら未だにテーブルでレイアウトをしているのはどうなんだろう、と無性に気になり始め、やはりXHTMLとCSSで作るべきなのだろうなあ、と勉強のため本を買いに行く。
XHTMLは良いとして、CSSを書かなければならない。面倒だなあ。自動的にCSSに変換してくれるソフトウェアとか無いのかなあ。無いだろうけど。そんなわけで色々なサイトはどうなってんだとソースを見ていると、やっぱりしっかりしてんなあと感心するサイトはweb標準で書かれている。
一日、一生懸命勉強してしまった。タグばかりが書かれた本を読んでいた。
もっと読むべきものがあるのではないだろうか。
1|TUE
3月の30日は一日眠ってしまった。昨日、31日は早朝に目覚め、洗濯などをしてから近所をぶらぶら。
今年度、どのような形で収入を得ていこうかと少し悩む。
今、二つの劇団(chikin、木ノ下歌舞伎)のwebサイトを作っているが、今抱えている二つの劇団よりも著名な劇団や集団がしょぼいwebサイトを抱えているのを見ると、「俺に頼んでくれたら良いのに。金、取るけど」という気持ちになる。それを、なんとか実現していけないだろうか。営業しないとなあ。
そんなもやもやした気分の年度初め。朝に日記を書いているが、外は晴れ。京都の桜ももうすぐ満開である。とにかくぼちぼち頑張ろう。
数少ないこの日記をご覧いただいている皆様。おかげさまで日記も四年目となります。時折いただく日記へのコメントは大変嬉しいものです。
ご覧のようにデザインが新しくなりましたが、内容は何も変わりません。今後もご贔屓に。
何でもないお便り、お待ちしております。メールは「mail@losco.jp」まで。
その後、榎本俊二の『ムーたち』を読む。面白い。横山裕一の『NIWA』を読んでいる時の「面白い」に感覚は近い。
夜、八坂神社に。桜は八分といったところか。それから韓国料理屋に。うまかった。