2010. 11. 21|SUN

19日のことから書く。午前から祖父の葬式。俺より5つ歳が上で、亡くなった祖父より66、歳が下の僧侶が、お経を唱えた後に説教をしたのだけれども、俺は葬式でそんな一般論というか世間話というか、つまらないこのところの宗教意識の低下に関する嘆きは聞きたくはなくて、右のように歳のことをあえて書いたのも、我々は数えるから、それは祖父が98も数えたことを労う儀式であって、それより若干数のあれこれについては(しかもくだらない)、もう一切口をつぐもうじゃないか、と言いたかったのだった。とはいえ親戚だけで、その親戚も少数で執り行われたその式は、上のようなことをことさらには書いたものの良いもので、そうした死が齎してくれる静けさにじっといた。
夕方に京都に戻り、『まるいじかんとわたし』の稽古に。終えて、パタリと眠る。
20日は稽古が休みであったので日が暮れるまで怠惰に過ごし、デザインの仕事で考えあぐねていたことが式典によってリセットされたのが良かったのか、深夜に仕事が捗る。
本日。稽古。そのまま上演場所であるCafe&Gallery Tranq Roomに移動し、諸々の確認。帰宅し、短期集中的に仕事をし、ようやく一つの印刷物に関して光明が。それでやや安堵し、そのまま音響の作業など。
気付けばまた明け方で、夜から雨が降り続けている。歳を追うごとに夜が短くなっている気がするが、昼もまた同じだった。寝よう。
