2010. 9. 23|THU

秋分の日である。急に気温が下がった。エアコンを稼働したい昨夜から、長袖を着る今朝である。そしてなぜか今年いちばん蚊に刺された。偶然か、何か理由があるのか。
夜に仕事終わりの孝学(直)が家に立ち寄ったので、先月、とあるインタビュー撮影をさせてもらった方から送って頂いた写真を渡す。カメラを新調し、空を被写体にカメラを確かめていた方に声を掛けたのだった。孝学とは何の縁で仲良くなったのかは忘れてしまったが、友人ではあるものの、これまで共に何かをするということが無い人だったので、運良く記念撮影してもらえた格好になる。写真では二人とも汗だくである。暑い日だった。
写真を手渡し、何か雑談をしていたところ、テレビで「キングオブコント2010」が始まる。「キングオブコント」を見るのは初めて。ピース、ジャルジャルの二本目が白眉だった。ジャルジャルはようやくテレビサイズの、得意の長尺ではないコントを生み出しそして見せたのに、採点には恵まれなかった。ほとんど舞台上の総合格闘技戦の様相だったそれだが、クオリティが上がれば上がるほどに、審判は少数精鋭のほうが良いように思われた。このところはテレビをほとんど見ないので勝手な発言になるが、ここまで板の上で勝負する意識を持つ人たちが人気者では、昨今のバラエティ番組は成り立たないのではないかと思う。
(ふたたび)フィクションに関する話だ。……偶然、特にその映画に感心があったわけではないから、偶然辿り着き見た『ヘヴンズ ストーリー』という映画のサイトに、『人間は「悲しい存在」である、という事実を乗り越えた者だけが。』と題された中原昌也の寄稿が掲載されていた。
いまでは誰もが忘れているノストラダムスの大予言のせいかどうかわからないが、我々はいつかカタストロフがやってきて、すべてが劇的に終わってしまうものだと考えてきた。だが、そんなロマンがあったのはまだ幸せな時代だった…現実はもっと残酷だ。
Source 映画『ヘヴンズ ストーリー』公式サイト
序盤の一文を引用したが、そこに書かれた変化がフィクションに困難をもたらした、というのは常々、考えていたことだ。そしてとうの昔に考えても仕方が無いことだと気が付いていた。先日、テレビのニュース番組で、著名なコメンテーターが「日本は1800年代初頭の状態に戻った」と言い放ち、キャスターが困惑する、という夢を見た。絵空事の銃声(機関銃によるもので、モノクロの映像)が頭の中で響く。急に気温が下がった。エアコンを稼働したい昨夜から、長袖を着る今朝である。写真では二人とも汗だくである。暑い日だった。
昨今のバラエティ番組の話は何処へいったのか。とにかく、急に気温が下がった日の日記を書こうとし、そしてそれは書かれたと思っている。
