25|THU

2010. 2. 25|THU

暖かい一日だった。昼過ぎに京極(朋彦)くんのブログのデザインを微調整。その作業の間にトミーが来て、我が家でつまらなそうな作業(大量のパンチカーペットの長さを測っていた)をしていた。

その後、滞っていた読書を再開し、筒井康隆『アホの壁』を読了。たとえば筒井さんには『着想の技術』という素晴らしい著書があるが、そもそもが『アホの壁』は新書だし、比較するべきではないものの、あの当時の硬質で難解な文章を好んでいたものにとっては、ずいぶん歯ごたえの無い本だった。ひっかかりが殆ど無く、ともすればあまり本を読まない人に向けられたものにも思えた。かの有名な断筆宣言の解除直前に愛読者となった俺からすれば、それから十数年経ち、今もまだ筒井康隆の新刊を読めるという幸福は予想していなかったが、とはいえ、響かなかった。しかしまあ、悲観はしていない。なにしろ2008年に『ダンシング・ヴァニティ』という傑作を刊行しているのだし。引き続き、お待ちしております。

夕食は美女であるところの舞台監督が我が家に来ていたことから共にし、その後うとうとと眠り、今野(裕一郎)くんからの電話で気が付く。Skypeで色々と話す。まだ未確定なことだが、面白そうな話がいろいろ。

全然、小説が進まない。フィクションの世界に没入するモチベーション/理由が今に無い。不思議なことだが、実際、そうだとしか言いようがない。