2|TUE

2010. 2. 2|TUE

work for the public good

さて、随分復調した体だが、目眩が少しあって遅れて稽古場に。この時期(本番直前)に遅れてくるとは何事か、とつくづく自分が嫌になるが、この年齢になると怒ってくれるような人もいないし、だいいち、怒られたくないし、粛々と自戒する次第。

掲載の画像は『西山真来はなぜこうなってしまったのか』の楽日、今月7日の一週間後、14日に催される『work for the public good』のフライヤーの裏面。ハトロン紙という表がつるつる、裏がざらざら、そしてわりと透ける紙を使っているので画像では感じがわからないのだけれども、実物は表の青が透けて見え、反対、表は掲載の画像の赤が透けて見え、となかなか作成者として出来に満足している。ぼちぼちと京都市内に撒かれると思うので、見かけたら是非手に取って頂きたい。

今日、帰宅後テレビで『まっすぐな男』というドラマを観、主題歌がトータス松本であることから、Twitterに、その主題歌は何故ウルフルズではないのか、コーラスも入っている楽曲だしウルフルズで出せば良かったじゃないか、ソロアーティストのほうがセールスに結びつきやすい昨今の事情のせいか、と勘ぐったpostをしたところ、そのドラマの主演である佐藤隆太とトータス松本のいわゆる良い話を得る。佐藤隆太がオーディションに参加したとある舞台で、音楽をトータス松本が担当していたらしく、佐藤は彼の後押しでそのオーディションに合格し、役者としてデビューしたのだという。そしてその時、トータス松本が、もしも君がドラマの主演をすることがあれば主題歌を歌わせてくれ、と声をかけたとのことだった。勘ぐって恥をかく、という典型的な例だ。ともあれ良い話で良かった。疑ってごめんなさい、トータス松本。

と、謝りつつもしかし、ウルフルズでない根本の理由が他にあったことを知る。初めて購入した邦楽CDがウルフルズの『バンザイ』である俺は、もうJ-POP離れしていた年齢の時にも『ええねん』というアルバムに感動したし(ベーシストのジョン・B・チョッパーの脱退、再加入にまつわるあれこれが込められていた)、だからこそ気にかかっての勘ぐりだったが、今調べて、そもそもウルフルズは昨年活動休止していたのだということを知った。そうだったのか……。

ちなみに初めて買ったCDはスキャットマン・ジョンのシングルである。

あと、Twitterによって思い出したことがあり、それはある方のpostによって、昨日のタモリ倶楽部で、どうやら役に立たない機械を作る、というような企画をしていたということを知ってのことだが、そういえば高専に通っていた頃、一年がかりでパスタを巻き取る機械を作ったことがあったのだった。記憶が曖昧だが、エアーコンプレッサーによって動くピストンエンジンのようなものを、鋳型から始めて全部作り、さらにそれによって何かを動かす、というのが目標の通年の授業だったはずだ。俺はこの頃からあまり学校に行かないようになっていたし、5人か6人でグループを組み製作していたはずだが、なぜか、俺が機構の設計図を仕方なしに書いた記憶がある。とはいえ、不真面目な生徒だったから大した案も無く、とりあえずどこかで軸が回転すれば何かできるだろうと、そういう設計図を書き、それに必要なクランクなどは俺が欠席している間に作られたと思う。で、他のグループが船を走らせたりいろいろしている中、我々のグループはフォークを高速回転させる、という無駄なことにエネルギーを費やすことにいつのまにかなっていた。ちなみに、そのフォークはたしか、当時大阪に二台しかなかったという、水によって金属を切断するウォータージェットという機械によって作られたはずだ。今思うとなんだかいろいろと申し訳ない感じだが、ともあれ、それは完成し、結局「スパ王」を巻き取ったのだという。伝聞したかのように書いたが、発表の日も俺は欠席していたのだった。だから聞いた話だが、機械は見事に動作し、瞬時に全ての「スパ王」を巻き取ると、ベタンベタンとそれを床に叩き付け続けたのだという。こうして俺はその授業の単位を得たのだったが、翌年自主退学した。なんと下らない青春の思い出か。

ああ、長くなってしまったうえに下らない。下らないついでに書くと、「ほぼ日刊イトイ新聞」に久しぶりに「天久聖一の味写入門。」というコンテンツのバナーが掲載されていて、なんだろう、と見てみると、そのコンテンツが書籍化されることになり、それへの掲載の為に投稿者に連絡を取ったが、あとこの方がたのみ連絡が取れません、という、連絡を促す内容だった。ちなみに俺もこのコンテンツに掲載されたことがあるのだが、連絡は無かったので書籍には載らないようだ。まあ、そりゃあそうか。というのも、投稿し掲載されたのは、交通事故に遭い、血が出ているのに何故か笑顔で救急車に運び込まれた俺の写真だからだ。今思うと、何で載ったんだろう。そして何で投稿したんだろう。下らないなあ……。

もうさすがに閉じよう。明日は最後の稽古だ。今年は吉田神社の節分祭、行けなかったなあ……。