27|WED

2010. 1. 27|WED

昨晩というか本日未明は結局、ウォード・セリルという監督の『The Heart of the Game』という映画を観たのだった。アメリカの高校で女子バスケットボール部の監督をしている男を中心に撮られたドキュメンタリーだ。かっこつけた感じの距離感で被写体と接し、ドラマチックなストーリーを淡々と語る。まあ、『Endless Summer』とかが好きな俺は嫌いじゃない映画なのだった。ちなみに邦題は『女バス』だ。俺はバスケにほとんど興味が無いが、バスケ好きなら間違いなく面白いだろう。

さて、観賞後、延滞料金を取られないために、明けてきた街をバイクにまたがりTSUTAYAまで。ちょっとどうかと思うほど寒く、外で寝たら死ぬ、雪山で寝て死ぬ、という死に方は気持ちが良さそう、などと想像しながら恍惚とバイクを走らせた。帰宅後、就寝。

昼過ぎに起き、ちょっとした用でアトリエ劇研に行き、その後、稽古へ。『西山真来はなぜこうなってしまったのか』のブログ担当日だったので、帰宅後、それを書く。なんだか疲れていて何を書いているのかよくわからなくなったが、まあいいやとそれを送信し、幾つかのメールへの返信を書き、炬燵でうたた寝し、あ、そうかそうかとネットでAppleの新製品発表会の様子を見る。

iPad、去年始めから噂されていたその姿は幾つもの予想図がネットで取りざたされていたけど、それらを見、正直「こんなでっかいiPhone、変じゃないかしら、もっとかっこ良いものが……」と思っていたのに、結局、発表されたものは完全に大きなiPhoneだった。

それにしてもPowerBookでiPadの情報を見ていると、貧乏丸出しだなあと客観的になる。というのも、こんな夜中にその情報をネットで見ているような人は、それだけ興味があるのだから、すでに大半はPowerPCユーザーではないだろうと。まあでも、いけるんだよ、PowerBook。YouTubeを見ていると映像がガクガクなるが、それはiPhoneでカバーできるし。こまめにアプリケーションを閉じれば、いけるんだよ。とはいえ、iTunesを開きながら作業すると負担が大きいので、作業中の音楽はiPodにまかせている俺だが、そのiPod(80GB)の残り容量が100MBを切り、さて、今後どうしよう、もう本音を言えば金に物を言わせたいところであるが、そうもいかないのだった。そんなふうなことを思っているうちに新製品はiPadだけでその発表会は終わり、外では雨が降り続けている。

その後、昼間に少し読んだ香山リカの『ポケットは80年代がいっぱい』のページを繰り読了する。大槻ケンヂなどの「バンドブーム」を書いた本と読後感はほぼ同じで、当時の「感じ」はいつも魅力的だ。それらはいつも「終わったこと」が書かれているので、実在の固有名詞(今とはシニフィエの違う)が頻出する青春小説でしかないのだが、そのこと自体がまあ、存分に魅力的なので面白いことに違いはないのだった。あ、そういえば「元気印」という言葉を久しぶりに見たな。

さて、昼間は少し暖かかったが、雨も降り夜はまた冷えている。そろそろ湯たんぽの湯を沸かして寝よう。意味も無く少し憂鬱なのは、雨のせいだろうな。