2010. 1. 12|TUE

特に理由もなく日記が滞った。9日のことから。ほとんど覚えていないのだけれども、カレンダーを見て思い出すのは、この日、『西山真来はなぜこうなってしまったのか』の上演場所になる「ART COMPLEX 1928」に行っている。その後、四条と五条の間にあるとある施設で稽古。終えて、面々と食事に。
それにしても、役者と称される人たちは何が楽しくて舞台に立っているのだろうか。日々の稽古で受ける演出に、最初で最後は学生の頃、5年ぶりくらいに演劇公演に出演する俺は、全く恐ろしさを感じるばかりだ。というのも、非常に緻密な作業の繰り返し、そして一度でも失敗するともういけない、引いて見ればそんな板に立たされているように思える自分の体は、ただただノイジーだからだ。そのノイズをどう見せるか、ということに関しては、高嶺(格)さんの舞台公演で日々考えていたことだったし、過去に一度あった、何の準備もなく一人で舞台に上がった経験から、日夜思っていることの一つでもあるのだが、必要なノイズ、不要なノイズ、そもそもノイズ? を一つ一つ吟味し、整頓していく作業のなんと複雑なことよ。そしてまあ、あの、西山さんの前では誤摩化せないんですね、それ。凄いけど、怖いよ。そう、そういったところにマゾヒスティックな快感はあるのかもしれないが、そう思うと野蛮だなあ。あの、良い意味で。良い意味で、というのはそれは、俺は一昨年末あたりから、野蛮、だとか「この時代における不良」だとかに思考を向けていて、その理由はわかりやすく、昨今の「クリーンな感じを押し出せば治外法権」的な風潮に、論理で戦うという手法ではなく、ただ単に牙を剥いたほうが良いのだろうと思い始めたからだが、とはいえ、「それをふまえて考えれば面白い」ではもちろんいけないわけで、この日記を書いているのは13日の早朝だが、さて、今日も稽古だな。思わぬところで長くなってしまったが、日記の続きを。
10日は深夜に「ロケみつ」の四国一周ブログ旅の一挙放送、最終回を見た。これ、関西ローカルなのかしら。関西ローカルの雄「痛快!エブリデイ」の亡き今、関西で良かったと思える珍しい番組ではないだろうか。
11日。何かしていたとは思うけど……。(橋本)和加子さんととある用事でSkypeして、それが終わった後(夕方)、もう眠ってしまう。
12日。未明に起き、こつこつとフライヤー制作。ずっとどうしたものかと悩み、資料などをネットの古書店に注文していたのだったが、それが届く前に大方できてしまった。まあ、まだ少し期日まではあるから、少し寝かそう。その作業を稽古寸前まで行ってから、稽古に。帰宅して鍋。実家から送られて来たバームクーヘンを食して就寝。
よし、こんなものだろう。日記終わり。
