2009. 12. 16|WED

未明、ルネ・ポレシュ『餌食としての都市』読了。戯曲というものをあまり読まないのでどう読むのが良いのかわからないが、小説ではないそれを、そもそも何者として楽しむべきなのだろうか。幾つかの選択肢はあるが、それに「観客」というのは含まれないわけで、つまり、空想の中で上演されれば、私は演出家であり俳優だ。そんなわけで、演出家であり俳優、そして文字を追う人だった未明、『餌食としての都市』は面白かった。「言う」というよりも「空間にまき散らす」案配で「餌食としての都市」を形成していく台詞群は、どれも演出家、俳優、両方の目線から魅力的だった。そして想像の中、深夜のパーティを終え散らかった明け方の街の様相となった最後の佇まいは、清々しい青春の風景だった。とはいえ舞った埃が落ちる速度は感傷的だったが、もう一度読めば確実に景色は変わる気もするのだった。もう一度読まないといけない。
さて、本日の稽古中に今度出演する公演のフライヤーが納品された。掲載のものがそれである。タイトルは『西山真来はなぜこうなってしまったのか』。2月の5日から7日まで、場所はART COMPLEX 1928です。しばらく先のことなので何度か告知するかとは思いますが、とりあえず。
