2009. 11. 17|TUE
18日の朝にこの日記は書かれている。
16日、午後2時頃、9日に同居人が拾ってきた仔猫のデーデが死んでしまった。俺は眠っていて、仕事から帰宅した同居人が発見したのだった。その時はまだ温かかったから、それほど時間は経っていなかったのだと思う。
以前からいた猫であるもきちとも少し打ち解けて来たところだったし、それに、ただただ利発で可愛いデーデともっと一緒にいたかったので、悲しい。元気に振る舞っていたが、やはり随分と弱っていたのだろう。我が家に来て一週間だった。この日、医者に連れて行く予定だった。
17日、早朝。雨が降り寒い朝だった。同居人と話し、デーデは鴨川沿いの桜の木の下に埋葬することにした。埋葬し終え、帰宅するとなんだかぐったりしてしまった。何もする気にならないので、ただただ寝ていた。
今は18日の朝である。昨日とは違い、気持ちの良い朝である。早朝、昨日埋葬した場所へと向かった。雨の中、土を掘り埋めたその場所は本当に良い場所だったのかわからず少しもやもやとしていたのだったが、晴れた朝、向かうと気持ちの良い場所だった。夜は静かで、日が昇れば人が行き交う。今朝の鴨川は静かだった。犬の散歩をする人がいた。今は葉を落としている桜は、いずれ綺麗に咲いてくれるだろう。次の春はそこで桜を見る。
何も死ぬことは無いじゃないかと何度も思ったが、デーデはとても小さかったのだ。悲しいことだ。もう少し一緒に暮らしてくれれば良かったのに。
