2009. 7. 22|WED

さて日蝕だが、曇天だったため肉眼でもちらちらと「あ、欠けてるのかな」、という時があったのだったが、家の前で見ていると飼い猫が家を出て来て、隣の家にダッシュで入っていってしまい、すいませーんとなり、連れ出してきてもらったお隣さんに猫の毛を切ったのかと聞かれたので、こうこうで麻酔無しで切ってもらうのが難しくて自分で、と世間話をしているうちに日蝕のことはもういいや、となる。
昼過ぎに鴨川沿いの「air」という店で紅茶を飲み、同居人が最近の天候から苔が良い感じなのではないか、というので三千院までバイクにて。阿弥陀三尊坐像を見ていると「SANZENIN」とバックプリントされたTシャツの方に(境内の人はみなそれだった)、色々と解説をしていただく。指のサインのことや如来と菩薩の見分け方といった基本的なことから、歴史的背景から仏像の顔を見れば作られた時期がわかるといったようなことも。そういうことを教えてもらうと他の仏像も見たくなる。閉館まぎわに入場したのに阿弥陀三尊坐像のある往生極楽院に長居してしまったので駆け足で残りを。何かにつけ金をよこせといったコーナーが頻繁にあるものの、境内の人たちはみな親切。喫煙所もたくさんあった。あ、苔は綺麗に咲いていた。
それから一旦、帰宅し、「VIVA LA MUSICA」に。「AUX」を観ようと行ったのだったが、よくわからないギターのインプロビゼーションをやっていた人がダラダラと長く、「AUX」を観終えたのは四時間後だった。出演者でない客は俺を含め5人くらい。二年前に見た時はキーボードの奥さんに抱えられていたお子さんが大きくなっていた。俺がタイプなのかその子はずっと俺を見てくる。かわいい。「AUX」の演奏は、「VIVA LA MUSICA」の店主と仲が良いのか友達のところに遊びに来たというような感じでメンバーも即席の様子で、それはそれで良かったものの、「AUX」の前にながながとギターを弄んでいた人が、なんかあの、アメリカンクラッカーみたいなシャカシャカうるさいやつを両手で振り回し「AUX」を見ていたため気分を害する。うるさくなければ別に良いのだけれども、うるさいんだよ。完全に不必要な音なのにうるさく、変にノリノリだったのでやめてくれと途中で告げる。そして発売は約2年前だが未だに愛聴している名盤『magic music』からの楽曲の、その環境でも揺るがない良さに連れて行った同居人と次はちゃんとしたワンマンを観よう、となる。
帰ってビールを呑んで諸江くんにもらったイカを食い、「BRUTUS」の2009年4月15日号である仏像特集のものを読み復習をし寝る。そして何故か明け方に目覚めてしまったのでこの日記。三日続けて稽古場の夢を見てしまった。さて、もう一眠りするか、借りてきた『そして船は行く』を観るか『ねずみ男の冒険』を読むか。どうしようかな。
