2009. 5. 15|FRI
午前起床。夜、ドイツ文化センターで、「イメージフォーラム・フェスティバル2009」の、シーラカンスの三間くんの作品が上映されたプログラムを鑑賞。
「イメージフォーラム・フェスティバル」は大学に入学し、1回生当時、授業の一環で観に行けとチケットを配布され、レポートを書かなければならないこともあり行ったことがあったが、まあ、プログラムによってあたりはずれもあるだろうけれども、すっかり疲弊してしまい、それ以来観に行く気になるはずもなかった。
案の定、三間くんの作品『消え失せる骨』以外は、「こういう人たち、あいかわらずなんでこんなことしてるんだろう……」と思わせるほかない映像だった。
で、まあ『消え失せる骨』、初見。良かった。こういうジャンルを不勉強な俺だが少し書かせてもらうと、一つのモチーフとヴィジュアルイメージ、その派生から作る映像詩という困難を、カメラを回していたのが監督本人であることから、いわば撮影は脳裏の転写プリントだっただろうが、俺の勝手な想像の、その後における編集が非常に巧みで、自己陶酔と甘えを消して映画的快感を齎すまでに作り上げていたと思う。
ただ、新しさというのは無かったと思う。良かったのは、普遍的な心象風景的イメージから、あそこまで作品にしたという点に尽きる。そういう意味で佳作なのだ。だから今後、人の脚本を撮ったり、この人で撮れ、という俳優がいる縛りがあったり、もしくは監督自身に幸運なテーマとの出会いがあった時、次を見るだろうし、それを俺も見たいが、すでに大方撮影を終えているという次回作はどんな映画だろうか。楽しみだ。
で、その後、百万遍で皆で呑み、猥雑な話をし、我が家に流れて下らない話をし、明らんで来た頃に解散。
