28|SAT

2009. 2. 28|SAT

2月は短い。もう、終わってしまった。

やろうと思っていた事の半分も出来ていない気がする。実際できていない。ただ、別にやろうとは思っていなかったことをしていたりもする。当たり前だけど。

さて、日記だ。購入してあった「いましろたかし」の『デメキング 完結版』を読む。「STUDIO VOICE」の今年3月号に映画化に際しての記事があったのと、それの表紙(工場地帯をスーパーカブで疾走)に惹かれて購入したため、作家のこと、作品のこと、共に何も知らずに読んだのだった。

だから、面白かったものの、なぜ完結させなければならなかったのかが良くわからないのだった。放っておいてはダメだったのか。『デメキング』は未完のほうが魅力的だったことに間違いはないと思うが、つまりはそれを避けたかったのだろうか。

夜、麩屋町で夕食。京極くんにもらったディナー券によってである。美味しかった。

帰宅し、帰り路にレンタルした『接吻』を鑑賞。ドキドキ。みなみ会館で観て以来だが、思いがけずDVDになるのが遅く、待望だったのだ。みなみ会館での上映を同居人が見逃していて、観ろ観ろと言いつつもパッケージ化されておらずやきもきしていたのだった。ようやくである。この日記を読まれた方で未見の方は是非観て頂きたい。万田邦敏監督による『接吻』、小池栄子主演! で、まあ、観終え、やはり疲労し、しばらくしてからの同居人の感想には驚いた。たどたどしい会話で記述が困難なためざっくりとなるが、つまりは男女間でこうも見方に差が生まれるのか、ということ。そんなの、当たり前ではないか、とも思われるだろうが、これ、うまく言えないから書く価値がないが、『接吻』におけるその差異は特殊だ。それもこれも、小池栄子の奇跡の名演が全てだが。やはり、凄い。凄い、というほかない。そして、小池栄子のあのあやうさを生む要因の一つが彼女の左利き、ということを確認。あの左利きが、不安定を生み出す。なんだろう、なんであんなことが可能なのか。おっぱいも全然邪魔じゃないんだよ。っていうか、要るんだよ。それがもの凄い。……凄い凄い、と五月蝿いだけだからもうよそう。