2|MON

2009. 2. 2|MON

昼まで寝てしまう。溜まっている仕事、作業をどんどん済ませていこうと思うも、同居人が久しぶりに暇となったし、と思い、「weekenders」に。それから、「WORLD COFFEE」に行き、コーヒー豆を買って帰宅。

夕食を取りながらテレビを点けるも、何も見たいものが無くてショック。孝学くんに借りた「ガキの使い」の、楳図かずおに関する500問のクイズのやつの録画を観る。楳図かずおが何故赤白ボーダーが好きなのかというと、それは海賊が着ているイメージであり、楳図は海賊に憧れているからだ。松本人志が、休憩中に楳図さん好きだから家に遊びに行きたいんだけどなあと話していたのがなんか良かった。皆、作品に影響を受けたのだなあ。

びわ湖ホールで催される「カンパニー マリー・シュイナール」の来日公演を観たいが金が無い。むー。しかも、演劇には良くある「25歳未満」の割引も、もはや適用外の俺である。むー。

箇条書きの日記だが、次に2003年のニュースの引用。

米上院は9月30日(米国時間)、ファイル交換に関する公聴会を開催した。いつもであれば音楽業界のロビー団体が発言を行なうところだが、この日は、2人の人気ラッパーがそれぞれの意見を述べた。

全米レコード工業会(RIAA)は、一致団結してファイル交換に対抗している。ところが、ラッパーのLL・クール・Jとチャック・Dはファイル交換と音楽業界への影響について自らの率直な意見を述べ、2人の見解は真っ二つに分かれた。この2人が証言を行なった上院政府活動委員会は、ピアツーピアサービスを利用したファイル交換がエンターテインメント業界に及ぼす影響を調査している。

<中略>

まず、LL・クール・Jが次のようにまくし立てた。

「エンターテインメント業界の人間は他の米国人と同じように、正当な労働に対して正当な報酬を得る権利があるか? これが私からの最初の質問だ。建設業者がビルを建てた場合、その業者が成功したからといって、金も払わない人々がそのビルに引っ越してくることが許されるだろうか? 彼らをそのビルにタダで住まわせるなんてことができるだろうか? 私が制作したアルバムや映画が地球上に無料で広まっていくときの心境もそれと同じだ」

LL・クール・Jによると、このところ、自己最高のヒットが続いているにもかかわらず、楽曲の売上は徐々に落ち込んでいるという。

「アーティストは米国の文化の中で、とてつもなく大きな役割を果たしている。われわれは夢をかたちにしているんだ」とLL・クール・Jは述べた。

LL・クール・Jによると、たとえばスタジオ演奏専門のドラマーなどは、違法ファイル交換で深刻な影響を受けているという。「彼は私と違って、稼ぎはそれほど多くないし、映画やトークショーの仕事もない。彼にはドラムしかない――それで食べてるんだ。(海賊行為をされると)このような人々は生きていけない」

「私はテクノロジーやインターネットを否定しているのではない。ただ、合法的な方法で音楽をダウンロードしてほしいと願うだけだ」とLL・クール・Jは主張した。

一方、『パブリック・エナミー』のリーダーであるチャック・Dは、音楽業界のやろうとしていることを激しい口調で糾弾した。

「テクノロジーというのは恩恵ももたらすが犠牲も生むもので、音楽業界だってそのことは知っているはずだ」とチャック・Dは述べた。「馬の蹄鉄を作っていた人たちは、おそらく鉄道車両メーカーの登場に動揺しただろう。(新しい産業に)輸送手段の主導権を奪われたのだから。そして、鉄道車両メーカーも同じように、航空業界に対して腹を立てたはずだ」

「テクノロジーは芸術の幅を広げるものだと思う。要は適応できるかどうかの問題だ」とチャック・D。

チャック・Dは、「黒人ミュージシャンの80年にわたる歴史を代表して意見を述べるなら、私は著作権が保護されていると感じたことなど一度もない。私はキャリアの大半を、弁護士や会計士、企業のお偉方から逃げることに費やしてきた。総じてこういう連中のほうが、ファイル交換をしている人々やピアツーピアサービスよりもずっとろくでもないことをしてきた。このような企業の上に立つ人間に比べれば、消費者のほうが信用できる」と述べた。

「レコード業界の行為は偽善であり、業界の音楽に対する支配権は共有されなければならない。私にとって、ピアツーピアは『人々に力を与える』ものだ。権力の偏りをなくすこと、これが重要なのだ」とチャック・D。

俺はHIP HOPに対して造詣が浅いが、それでも何となくLL・クール・Jよりチャック・Dのラップのほうが好きなのだった。そして上のニュースでそれぞれの発言とされている言葉を見ても、やはりそうである。

5年以上まえのニュースを今とりあげて何だというのもあるが、今日Public Enemyを聴いていて、そういえばチャック・DはWikipediaによると、

また、アルバムをMP3フォーマットで(この形式がほとんど知られていなかった頃に)リリースした最初のミュージシャンであり、インターネット経由の音楽配信の可能性を切り開いた。

らしいが、詳細はどういったものだったのだろう、と調べていたところ、上記引用元を発見したのである。そうかあ。これもまた、メディアリテラシーの問題だ。

俺は「2ちゃんねる」のことも「ニコニコ動画」のことも全然知らず、チャットとかもしたことがないし、スカイプとかもあまり興味が無いが、それでもweb技術を学び続けた背景に、ある種、闘争の武器と成り得るのではないか、という勘があったのだと思う。いま俺は、あの、文筆で何一つ仕事をしてはいないくせに、だが、文筆業を目指す10代の少年と出会ったら、web技術を、そしてそこでのリテラシーを学ぶべきだと言うと思う。

うーん。考え出したらきりがないな。日記だから、そろそろやめよう。

旅行とか行きたいなあ。

カレーはうまい。